7つの課題を打破するためのロードマップ①商品理解②院内プロモーション
2023年12月7日
7つの課題を打破するためのロードマップ
前回はインビザライン集客で陥りやすい7つの状況(課題)についてご説明しました。
これからは攻略するための方法、進むべきルートについてご提案させていただきます。
こちらが全体像(ロードマップ)になります。
今回は①商品理解②院内プロモーションの実施についてご説明します。
①商品理解
まずは「商品理解」です。
先生方はインビザライン導入コースやオンラインコンテンツで一通り、インビザラインについての学習はされていると思います。
しかし、もしこの場で、カウンセリングのロープレをしましょうとなったら、すぐにできる方はいらっしゃるでしょうか?
確かにまだ症例数が少なく、実感できていない部分は多いと思います。
しかしだからこそ、しっかりと知識の習得、トレーニングが必要です。
また、先生だけでなく歯科衛生士を始めとしたスタッフも同様です。
オンラインコンテンツやインビザラインジャパンの営業、もしくは弊社でも良いですが「インビザラインの基礎」を学んでいただかないといけません。
しかし、受動的ではなかなか知識は頭に入ってきません。能動的にするために、自分たちでリサーチをすることをおすすめしています。
インスタグラムやyoutubeなど、スタッフそれぞれが興味を持てそうなコンテンツを探してもらいましょう。
そしてそれをチーム全体で共有し、ディスカッションする。
インビザラインはチームで取り組まなければ、成果を上げ続けることは難しいです。
ぜひ、スタッフと一緒に「グループ研究」するイメージで、インビザラインの理解を深めていきましょう。
②院内プロモーションの実施
次は「院内プロモーションの実施」です。
院内プロモーションというのは、既存患者に対して、インビザラインの認知度を高める施策を行うことです。
「1:5の法則」はご存知でしょうか?
新規の患者を獲得するには、既存の患者の5倍のコストがかかるという法則です。
逆をいうと、既存患者様に追加で購入いただく方が、⅕のコストで済むということです。
ですが、多くの医院様が、外から、遠くから、webだけでどうにか連れてこようとしてしまいます。
しかし、1件は1件です。
矯正ニーズのある既存患者は、一定割合で必ずいます。
患者様へのカウンセリング、スタッフ間での情報共有、計画立案と実施を継続することが必要です。
具体的には、以下を行います。
一つ目は矯正ニーズの顕在化している患者の洗い出しです。
矯正ニーズが顕在化しているとは「患者自ら相談をしてきた」か「予防歯科の観点から歯科医師の判断で矯正が必要と診断される場合」のどちらかです。
まずは30人リストアップしてみましょう。
二つ目は患者別計画シートの作成と働きかけの実施です
一人一人の患者さん別にPDCAを回していきます。
三つ目は動画配信やポスターなどモノによる矯正ニーズの顕在化です。
患者様の方から「矯正に興味があります」と言っていただけるようなキッカケ作りや動機づけを行います。
これらを繰り返すことで、月に1件既存患者から成約することも十分可能です。
次回は「WEBプロモーション」と「クロスセル」について説明します。