WEB上のユーザーフローを理解する③自然検索流入(SEO)
2024年1月19日
WEB上のユーザーフローを理解する③自然検索流入(SEO)
今回は自然検索(google検索やyahoo!検索)のうち「顕在層」が流入してくる場合(SEO)を説明します。
ここでの「インビザライン治療」のニーズが顕在化しているというのは「インビザライン エリア名」と検索ことを意味しています。
例えば「インビザライン 大田区」「インビザライン 大森駅」などです。
これは「通える医院」を具体的に検討している段階になります。
集客の階段で言えば比較検討第一フェーズにあたります。
ですので、認知段階や興味段階よりも成約率の高いユーザーといえます。
このユーザーがgoogle検索、yahoo!検索したときに「存在を知ってもらう」ために「検索結果で上位表示(できれば3位以内、少なくとも1ページ目)」されることを目指して行う対策のことを「SEO」と言います。
この図でもう少し詳しく説明しますと、例えば「インビザライン 大田区」で検索するユーザーの集客を増やしたいのであれば「インビザラインページ」を「インビザライン 大田区」でSEO強化します。
ただ、インビザラインページに流入してきてもそのページ内でコンバージョンすることは少なくなってきていると思います。
自分の状態と近い「症例」があるか探す人は「症例ページ」を見ますし、医院全体のことを知りたい人は「TOPページ」や「ABOUT」のページを見ます。
つまりサイトの中を回遊した上で「アクション」を「する(電話問い合わせ、LINE追加、WEB予約など)」か「しない(離脱)」かを決めます。
重要なことは2つです。
①WEB広告よりもコンバージョン率が高い
広告は「認知」段階のユーザーも多く集客してくるため、コンバージョン率は低くなりますが、自然検索流入の場合は「自ら検索」して流入してきてるので、コンバージョン率は高くなります。
かつ広告と違い初期コストはかかりますがランニングコストはほとんどいらないため、中長期的にはより多くの利益に貢献してくれます。
②ユーザーはサイト内を回遊する
WEB広告の場合と同様ですが、ユーザーの多くは1ページだけでコンバージョンしなくなってきていると考えられます。
集客強化としてインビザラインページのSEOは非常に重要ですが、「TOPページ」「症例ページ」「ABOUT」のコンテンツ力(できる限り競合と「差別化」できる強みのうちターゲットとするユーザーのニーズを満たすもの)を高めることも重要です。
次回は「潜在層」が流入してくる場合(コンテンツSEO)を説明します。