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WEB上のユーザーフローを理解する①google広告(リスティング広告)

2024年1月7日
google検索結果

WEB上のユーザーフローを理解する①google広告(リスティング広告)

 

今回はインビザライン集客においても重要な基礎知識である「ユーザーフロー」のWEB広告、特にgoogle広告について説明しようと思います。
ユーザーとは「WEB上の見込み患者」とお考えください。

ユーザーはニーズが顕在しているか、顕在化していないか(潜在状態)の2つに分けて考えます。

ニーズが顕在化している場合、そのユーザーは例えば「インビザライン 歯医者 岡山市」など、具体的なキーワードでWEB検索する人が多いでしょう。

例えばgoogleで検索したらこのような検索結果が出てきます。

google検索結果

検索した検索キーワード、場所、使用しているデバイス、時間帯などで変わりますが、今回は最上部に「google広告(リスティング広告)」が出てきました。

その場合には、以下の図において左上のフローを辿っていくことになります。

 

WEB上のユーザーフロー(WEB広告)

 

実際に広告(桃のはな歯科クリニック)をクリックしてみましょう。

そうすると以下のページに遷移します。

桃のはな歯科クリニック

こちらのページはマウスピース矯正(インビザライン)に特化した専用サイト(のTOPページ)です。

このサイト内をユーザーは回遊し、ニーズが高まった一部は「スマホコール(タップ)」または「無料矯正相談ご予約(ページに遷移)」をします。

そしてそのまた一部が、実際に着電または予約に至る、という流れです。

ここでご理解いただきたいことは2つです。

①広告の役割は「認知獲得」と「自分ごと化」

インビザライン集客の階段_認知から興味への施策

これまで、集客は非認知から契約まで5回ステップアップが必要だとお伝えしてきました。

その認知→興味(自分ごと化)がgoogle広告(リスティング広告)の役割です。

この時点でのgoogle広告の評価は「広告のクリック単価」を見て行います。

キーワードやエリア、競合の多さにもよりますが、正しい運用をしていればおおよそ200円には収められますので、200円を超えていたら改善をした方が良いと考えられます。

具体的には、設定しているキーワードや広告文、配信エリア、時間帯、オプションの利用度などをチェックし、想定した課題に対して何かしらの設定変更を行うというものです。

②「比較検討①」から「比較検討②」はランディングページも含めて評価

クリック単価が200円を下回っていても、実際の問い合わせ数UPや矯正相談件数UPに繋がっていなければ成果は出ていないと感じることでしょう。

実際に成果が出ているかを評価するには「コンバージョン単価」を見て行います。

コンバージョンとは「成果とするアクション」と理解してください。

理想は「WEB予約完了(サンクスページの表示)」ですが、計測が技術的に不可能な場合には「WEB予約ページ遷移」や「スマホコールタップ」「LINE友達登録ページ遷移」などで設定を行います。

後者を「マイクロコンバージョン」と言いますが、当社では「2000円」を基準として考えています。

なおランディングページとは、ここでは「google広告をクリックして最初に降り立つページ」と定義します。

コンバージョン単価が2000円を上回っている場合は改善をした方が良いと考えられます。

具体的には、上記のgoogle広告上での改善に加え、ランディングページの使い勝手や見やすさ、魅力の伝わり方など、数値以外の自分たちの「目」も使いながら定性的にも評価し、想定した課題に対して何かしらの変更を行うというものです。

HPリニューアルの例

今回は以上です。

次回は「google広告(ディスプレイ広告)」について説明します。

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