WEB上のユーザーフローを理解する④自然検索流入(コンテンツSEO)
2024年1月26日
WEB上のユーザーフローを理解する④自然検索流入(コンテンツSEO)
今回はニーズの顕在化していないユーザーにアプローチするためのコンテンツSEOについて説明します。
下図の下側をご覧ください。
ここでの「ニーズが顕在化していない」とは「情報収集段階」ということを意味しています。
この「情報収集段階」とはどういうことか、具体例でいうと「”いつかは”インビザライン治療をしよう」と思っているということです。
言い換えると「興味はあるからとりあえず検索してみた」というレベルということです。
よく検索されるのは「金額」「失敗例」です。
上記の掲載順位1位のサイトはいずれも歯科医院が運営しています。
「インビザライン 金額」「インビザライン 失敗例」で検索をしている情報収集段階のユーザーとの接触回数を増やしていくことで、いざニーズが顕在化したときに「第一想起」を獲得することが狙いです。
「何かを買おう」「どこかへ行こう」などの意向が発生した際に、何も見ずに頭の中に思い浮かぶ好意的な選択肢の集合体のことを想起集合といいますが、それらの中で最初に思い出してもらえるものが第1想起といいます。
第一想起を獲得できた方が、問い合わせ率が高くなるのは想像に難くないと思います。
上記のURLをクリックしていただくと遷移するのが「記事ページ」になります。
「インビザライン 失敗例」最上位のリンク先はこちらです。
こちらのページは非常に読みやすいデザインに工夫されています。
このようなページはユーザー心理の中の「加点」が大きいことでしょう。
その積み重ねの結果どこかのタイミングでHP内の「インビザライン(治療)ページ」や「症例ページ」も見られるかもしれません。
その中によりユーザーのニーズに合致する情報(自分と似た症例など)があれば、第一想起に向けて大きく一歩前進することになります。
想像しやすいかと思いますが、このコンテンツSEOの方が成果が出るまで時間がかかります。
しかし、毎年100症例以上を目指される歯科医院の場合には現状では必須の施策になるかと思います。
上位掲載を狙うキーワードとテーマの設定から記事の作成まで行うとなると、なかなか医院スタッフのみでは難しいかと思います。
インビザラインやマウスピース矯正の集客に専門家にアドバイスを求めたり、外注するのが現実的でしょう。
もちろん弊社でも構いません。
弊社の集客戦略や全体の方針などご興味のある方は、ぜひ以下をご覧ください。