インビザライン集客でよく陥る状態7選
2023年12月1日
インビザライン集客でよく陥る状態7選
インビザライン事業を始めて間もない医院が陥りがちな7つのケースを元に、一緒に考えてみましょう。
1.何をどこから始めたらいいかさっぱりわからない
ライセンスを取得し、いよいよインビザライン事業スタートだ、と意気込んだものはいいものの、何から始めたらいいのだろうと立ち止まってしまう先生は多いです。
理由は「集客」に特化したプログラムは、インビザラインジャパンさんは提供されていないというのが一つと
インビザラインに特化した集客支援を行っている企業がほとんどないからです。
これは実際に「インビザライン 集客」でgoogle検索した結果です。
弊社のインビザラインワンストッププロモーションのサービスページが1位と2位に出てきます。
これはそれを専門にしているので当然といえば当然なのですが、重要なのは4位のこのサイトです。
こちらは、ビザスクという1時間程度のスポットでのコンサルティングを受けられるサービスですが、そこである募集がかけられていました。
「マウスピース矯正(インビザライン)のWEB集客の実行支援経験者募集」
こちらは、ある広告代理店がクライアントの矯正歯科からインビザライン集客の相談を受けたんだけど成果が出なかったため、アドバイスできる方いませんか?という募集要項です。
この内容自体でも、インビザライン集客ができる人材が少ないことを物語っていますが、2022/06/09という募集期限が1年以上前という古いページで、かつ「インビザライン 集客」というキーワードでのSEO対策がほとんどなされていないページが、google検索で4位という上位にあり続けていることが、インビザライン集客のサービスが日本にほとんどない、少なくともWEBで探してもなかなか見つからないということの証明と言えます。
なので、「何をどこから始めたらいいかさっぱりわからない」というのは、先生の手に入れられる情報が少なすぎるので、致し方ないことだと思います。
2.業者に頼んでしているが、うまくいっていない気がする
なので、先生ご自身がググったり、営業電話がかかってきて知ったサービスを、あまり比較検討「できず」に、導入されることも多いです。
その結果、5つのステップアップの中で、今自院の課題になっている部分とはズレた施策を打っていることも多いです。目的と手段がずれているということですね。
こちらはあるYoutube業者さんのレポートです。露出キーワード数が1224で、日々変動していることがわかります。また総再生回数は6755回ということもわかります。しかし
他にも詳細内容はありますが、おそらく内容を理解できる先生は少ないと思います。
で結局、成果は出てるのか?出てないのか?なんとなく出てない気がする。
3.評価の仕方がわからない
また、目的と手段がズレているのではなく、手段そのもの、提供サービスそのものの質が悪いということもあります。
ただ、担当者は自信満々に「成果は出ています」と言ってくる。先ほどのようなレポートも毎月送られてくる。
けど、なんとなくうまくいってない気がする。
しかし、どう評価したらいいか分からない。やめると更に新患が減るかもしれない。怖いから念の為一年更新。
という状況です。
それは、良い、普通、悪い、の境界が何かが分からないという状況です。
営業の強い会社は、先生が「評価の仕方が分からない」とみるや、どんどん追加サービスを提案してきます。
4.いろんなことをやりすぎて、管理・コントロールができていない
その結果、良さそうなサービスであれば片っ端からやってみてしまうという医院様も多いです。その結果、現状どの施策をしているのか、それにいくら使っているのか、成果は出ているのか、そもそも担当者の連絡先すら分からないなど。
気付かぬうちにコストばかりかさんでいて、それに見合った利益を挙げられていないことは少なくありません。
この医院さんは10個の施策を行なっていましたが、ほとんど現状評価をできていませんでした。残念ながら取り組み半ばで契約終了となってしまい今はどのような状況になっているかわかりませんが、このようないろんなことをやりすぎてコントロール管理できていない医院さんは少なくないかと思います。
5.業者が仕事が遅くて進まない
こんなケースもあります。
HP制作関係で多いのですが、仕事が遅かったりミスが多くて、なかなか進んでいかないというものです。
忙しそうだからこちらも気を遣ってしまい、なかなか強く言えないで、1ヶ月何も進んでいないということもザラにあります。こんなケースに限って前入金で費用は支払い済みだったりします。経営者の観点からすれば、非常にリスクのある行為です。
ちなみにこの医院さんのHP会社は①8/13に依頼②8/23に催促③10/13に再催促してやっとレスポンスがありました。3ヶ月間進展がないということも、時にはあるのです。
6.こちらが忙しくて、依頼されたことを実行できていない
一方、こちらも忙しくて依頼されたことを実行できていないという状況もよくあります。
実は業者の仕事が進まない原因が、自分のせいだったというケースです。デスクワークが苦手だったり、業務の割り振りが苦手だったり、という院長先生によくあります。
この先生は678個の仕事(タスク)を抱えていました。これでも途中で切り上げたらしいので、1000個を超えているのかもしれません。
タスクの粒度にもよりますが200個を超えたら抱えすぎだと考えた方が良いかと思います。
7.どれだけしっかりと説明しても、契約に繋げられない
せっかく来院に繋げられても、なかなか成約に繋げられない医院様もあります。
主観的になりがちで「絶対この人は矯正が必要」という思いから、患者の悩みや課題を引き出してあげることができていないのに、クロージングをしてしまっていることが多いです。これまで苦労して5つもステップアップさせてきたのに、ゴール前で外してしまうというのは後悔してもしきれません。
上のスクショはインビザラインジャパンの営業担当さんに相談をしているメッセージです。
この医院さんはインビザラインファーストの問い合わせ数を6ヶ月で0件から10件にできましたが、来院後のカウンセリングがうまくいかず成約に繋げられていませんでした。
リモートでは改善が難しいため、現地訪問しているインビザラインジャパンの営業担当さんと連携をすることにしました。
いかがでしょうか?
少しは身に覚えのある部分はあったのではないでしょうか。
ではどうしたらいいのか?
次回は攻略するための方法、進むべきルートについてご説明させていただきます。